2017.07.14/15

仕事はほぼ遅番で入る事の多いわたしだけど、地元に帰る時は決まって早番にしてもらっている。仕事終わりすぐに地元に帰る。だいたい週末はイベントがやっているのでクラブ遊び。わたしの周りにはいくつになっても音楽で楽しめる大人がたくさんいる。そんなみんなが大好き。何時間もかけてクラブに遊びに行くより自宅から自転車で10分の距離にあるクラブに遊びに行けるのが地元に戻る理由の一つでもある。彼氏と付き合ってそんなに長くはないけれど、何故か周りには付き合って4年くらいのベテランカップルみたいな扱いを受けているような気がする。(ベテランカップルってなんだ?)多分、お互いの事を何年も知っている人たちだからなんだろうけど。だから何故か周りが固まっている。年齢も年齢だから最後の恋人みたいな雰囲気。とても居心地がいい。ぬるま湯みたいな生活ともまた違うんだけど。お互いの事を昔から知っていたのに、知っていたのは人物だけでその人の中身にまで興味を持っていなくて全く別の道を歩いていた2人だからお互い手探りだ。「こうされると嫌なんだな」とか「あれが好きなんだ」とか、花火のような恋愛じゃないからじっくりお互いを認識できるいい距離感。やっぱりわたしはこの人でよかったって思える。2人を知っているある人物に「幸せになってね。幸せにしてね。」って言われた、わたしは「幸せになれるかは分からないけど、幸せにはするね。」と言った。

距離が離れていると、お互いの大切さが引き伸ばされて分からなくなってしまう。会うと再確認できる、遠距離恋愛のいいところでも悪いところでもある。

クラブ。午前3時すぎ。知らない女がいつまでも残っている。わたしの目の前で彼氏の連絡先を聞く知らない女。スピーカーから聞こえる重低音が、わたしの心臓の鼓動か分からなくなる。